ねぇ、栗永遼さんってご存じですか?
いまゴルフ界で静かに話題になっている、ちょっと変わった経歴をもつプロキャディーさんなんです。
もともとはプロゴルファーを目指していたけれど、あるきっかけでその道を手放し、今は選手をそっと支える“縁の下の力持ち”に。
でもそのキャディー歴、実はすごくて…!
2019年にはツアー優勝にも貢献していて、信頼も実力もピカイチなんです。
この記事では、そんな栗永遼さんの歩んできた道と、ちょっと胸がキュンとするエピソード、そして今の活動まで、まるっとご紹介しますね。
栗永遼のキャディー歴がすごい!
実は、栗永遼さんのキャディー歴って、もう9年近くになるんですって。
しかもただ長いだけじゃなくて、実力派の選手たちからもすごく信頼されてる、まさに“頼れるキャディーさん”。
彼がキャディーとして本格的に活動を始めたのは、2016年ごろのこと。
最初は男子ツアーからスタートして、そこから女子ツアーにも活動の幅を広げていったそうです。
「自分にはプロよりキャディーのほうが合ってるかも」なんて、本人が気づいたのもこの頃で、その直感が見事に当たったんですね。
特に話題になったのは、2019年のCATレディースで浅井咲希選手と組んだとき。
この試合で栗永さんは、選手の気持ちをしっかり支えながら、冷静な判断で優勝に導いたんです。
浅井選手、西村優菜選手、稲森佑貴選手…他にもたくさんの実力派とコンビを組んでいて、その信頼感はほんとうにすごい。
試合中も、誰よりも落ち着いてて頼れる存在って言われてるみたいですよ。
次は、栗永さんがキャディーに転身するきっかけになった、ちょっと意外なエピソードをご紹介しますね。
キャディー歴はいつから?プロ転向のきっかけは“みんゴル”だった
栗永遼さんがキャディーとして歩きはじめたのは、2016年ごろからなんですって。
それまでは、プロゴルファーを目指して本気で頑張っていた方なんです。
でも、あるとき「イップス」になってしまって…。
ドライバーショットを思うように打てなくなってしまったんです。
そんな時に出会ったのが、なんと…ゲームの『みんなのGOLF』。
あのカジュアルなゴルフゲームを通して、「キャディーの存在って素敵だな」って思ったそうなんです。
ちょっと意外ですよね? でも、そこから「選手を支える仕事っていいかも」って感じた栗永さんは、ゴルフの裏方の世界へと足を踏み入れることになります。
男子ツアーで少しずつ経験を積みながら、選手の隣で戦うキャディーという存在に、どんどん惹かれていったんですね。
夢を諦めたあとも、ゴルフから離れず、自分の新しい居場所を見つけていった姿に、じんわりくるものがあります。
次は、そんな栗永さんが初めて優勝を経験した、ちょっと感動的な瞬間を振り返っていきますね。
初優勝は2019年CATレディース!浅井咲希との絆が生んだ奇跡
2019年の夏。
栗永遼さんは、浅井咲希選手のキャディーとして、初めての優勝を経験することになります。
それが、女子ツアーの「CATレディース」でした。
このときの栗永さんは、戦略はもちろん、浅井選手の気持ちにも寄り添いながら18ホールを一緒に歩いていたそう。
その丁寧なサポートが、本当に心強かったみたいです。
浅井選手ご本人も、「遼さんがいなかったら優勝できなかった」と話していて…その信頼関係に、思わずジーンとしちゃいます。
実際に、試合中の判断力や声かけのタイミング、コースの読みまで、どれも的確だったそうで。
栗永さんの“選手ファースト”なスタイルが、優勝という結果に結びついた瞬間でした。
この勝利をきっかけに、「この人と一緒に回ってみたい」と声をかける選手も増えていったんですって。
次は、そんな栗永さんとタッグを組んできた、豪華すぎる選手たちを一挙にご紹介しますね。
担当した主な選手は?稲森佑貴や西村優菜など豪華ラインナップ
栗永遼さんがこれまでにキャディーを務めた選手たちを見てみると……えっ、すごすぎない?ってなるんです。
もう、名前を聞くだけでわかるくらいの実力派ばかり。
まず男子では、正確無比なショットで知られる稲森佑貴選手。
栗永さんはそんな繊細なプレースタイルにしっかり寄り添って、試合をサポートしていたそうです。
そして女子ツアーでは、西村優菜選手や浅井咲希選手、森田遥選手など、人気も実力もある選手たちとタッグを組んでいました。
中でも浅井選手とは、さっきもご紹介したように優勝という素敵な結果も出しています。
キャディーとして大切にしているのは、「選手がプレーを終えたときに納得できること」なんだそう。
だからこそ、試合中も無理に勝たせようとはせず、でも一番近くで心を支える存在でありたいって。
その姿勢が、選手たちの信頼を集めている理由なのかもしれませんね。
まとめ
今回は、プロキャディー・栗永遼さんのキャディー歴にフォーカスして、その魅力をじっくりご紹介しました。
プロゴルファーからの転身、ゲームがきっかけになったキャディーという道。
そして、初優勝に立ち会った感動の瞬間や、数々の選手たちとのあたたかい信頼関係。
どのエピソードにも、栗永さんらしいやさしさと覚悟がにじみ出ていて、読んでいて胸がきゅっとなりました。
ただ選手のそばにいるだけじゃない。
“もうひとりの自分”として寄り添うキャディーという存在の深さを、改めて感じさせてくれるストーリーでしたね。
これからも、静かに力強くゴルフ界を支えていく栗永遼さんに、ぜひ注目してみてください。